院長ご挨拶
この度、新川2丁目に開業させていただきました。私は27年間、外科医として手術をはじめ術前の診断、術後の患者様の観察や管理、退院後のフォローアップなど多くの経験を積んできました。手術を受けられる患者様の中には糖尿病、高血圧、腎臓病、喘息といった持病をお持ちの方や80歳以上の高齢の方も少なくありません。そのため、全身状態を見きわめることは手術と同じくらい重要な仕事であり循環器、内分泌、腎臓の専門の先生方から多くの事を学ばせていただきながら患者様の全身管理を行ってまいりました。また、癌と診断された多くの方が精神的に強いストレスを感じられており精神的なサポートが必要となる事も少なくなく患者様に寄り添った医療を心がけてきました。
外科医として学んだ全身管理の経験のもとに、プライマリーケア(総合医療)に活かしていきたいと考えております。患者様に寄り添い、地域の皆様に親しまれる家庭医として、いつでも利用できる雰囲気づくりを心がけていきます。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
院長 伊藤 一成
資格
- 日本外科学会認定医
- 日本外科学会専門医
- 日本外科学会指導医
- 日本消化器外科学会専門医
- 日本消化器外科学会指導医
- 消化器がん外科治療認定医
- 緩和ケア研修会修了(厚生労働省)
略歴
- 東京医科大学 卒業
- 東京医科大学 医学博士
- 東京医科大学 消化器外科小児外科 助教
- ジョンズ・ホプキンズ大学 留学
- 戸田中央総合病院 消化管外科部長
- 戸田中央総合病院 医局長
- 東京医科大学 派遣講師
診療時間・アクセス
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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09:00-13:00 | ● | ● | ● | ● | ― | ● | ― | ― |
発熱外来 (12:00~13:00) |
● | ● | ― | ● | ― | ― | ― | ― |
15:00-19:00 | ● | ● | ● | ● | ― | ▲ | ― | ― |
休診日:金曜、日祝
※▲15:00~17:00まで
アクセス
住所
〒104-0033
東京都中央区新川2丁目28-2 メディカルプライム新川3F
電話
03-5542-0737
各駅からのアクセス
- JR武蔵野線・京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」B4出口より徒歩6分
- 東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町」駅より徒歩11分
- 東京メトロ有楽町線「新富町」駅より徒歩11分
- JR「東京」駅八重洲口より都営バス11分
「八丁堀駅」B4出口からのアクセス
(1) B4出口左正面に見える横断歩道を渡り、左に向かってください。
(2) 歩道に沿って直進してください。
(3) 八重洲通り(新川二丁目交差点)を右に曲がります。
(4) そのまま直進してください。
(5) 右側にメディカルプライム新川があります。3階に当院がございます。
お車でお越しの方へ
お車でお越しの際は、近隣のコインパーキングをご利用ください。
(1) 新川2丁目 第13駐車場(3台)
(2) 新川2丁目 第2駐車場(8台)
(3) 新川2丁目 第10駐車場(3台)
(4) 新川2丁目 第7駐車場(3台)
院内紹介
看板
受付
待合室
処置室
診察室
内視鏡室
レントゲン室
機器紹介
内視鏡検査機器
FUJIFILM 6000システム
(LED光源搭載内視鏡システム)
内視鏡検査をハイビジョン画像で行います。
超音波検査装置
高画質な画像で検査を行います。
レントゲン撮影装置
肺がん健診や肺炎の診断、腹痛の診断などに有用です。
尿検査
クレアチニンや白血球の測定が可能です。
腎臓の働きや膀胱炎などの感染症の診断に有用です。
内視鏡洗浄装置
胃カメラなどの内視鏡は汚染しやすい医療機器の一つです。常に清潔な状態に維持することが重要です。
全自動血球計数器
本装置は血液中の赤血球数・白血球数・ヘモグロビン濃度・白血球5分類値などの血液パラメータを測定し,貧血・細菌感染の診断,治療効果の確認,およびスクリーニングに役立てることができます。
白血球
白血球は、感染性微生物や外来物質から体を守る重要な役割を担っています。感染性微生物や外来物質が体内に侵入するとそのメッセージを受けた白血球がその場所に向かい、有害な微生物や物質を殺して消化や分解をして、体を適切に守る免疫の働きがあります。白血球が増加する原因としては前述のような感染などの反応性の増殖と白血病などのような白血球自体の腫瘍性の増殖があります。
また、低下する原因としては重症感染症などによる白血球の破壊・消費や産生の低下などがあります。
一般的には、咽頭炎、気管支炎、肺炎、急性胃腸炎などの感染症は、細菌性で好中球増加症を起こし、ウイルス性ではリンパ球増加症をきたします。細菌感染症の中でも一般に重症なほど好中球増加の程度が高く、また骨髄球や後骨髄球などの未熟好中球が血液中に出現するようになります。一方、白血球数は個人差が大きく、また同じ人でも朝は少なく、夜になれば増加するという具合に、1日のうちの時間帯によっても変化し、運動やストレスによっても白血球数は増えてきます。
血液中の白血球の成分は以下の5種類に分類されます。
・好中球
白血球の多くを成しているのが好中球です。血管外にいる細菌などの異物のもとに駆けつける機能(遊走)と、それらを取込んで殺菌する機能(貪食)を持っています。
・好酸球
好酸球は特に寄生虫の感染の際に能力を発揮します。しかし一方で、ぜんそくやアトピーなどのアレルギー疾患の一因になりうるという側面もあります。
・好塩基球
好塩基球はアレルギー反応などに関与しているとされています。
・単球
単球はマクロファージともいわれ、好中球よりもやや長い時間血中に存在して、細菌だけでなく古くなった不要な細胞も食べて(貪食)除去します。このため、単球は大食い細胞とも呼ばれることがあります。
・リンパ球
リンパ球は特にウイルスなどの小さな標的を攻撃する役目があります。骨髄やリンパ節、扁桃腺などのリンパ器官といわれる部位に多量に存在しています。
臨床化学分析装置 CHM-4100 セルタックケミ
炎症反応を測定するCRPや糖尿病の診断や経過観察に重要なHbA1cの迅速測定が可能となります。
CRP
感染症、心筋梗塞、自己免疫疾患などの炎症反応や組織障害により血液中に増加します。一般的に急性炎症の指標とされています。白血球の上昇は数時間以内に起こるといわれていますがCRPは6~12時間後から始まるといわれています。
▶CRPが増加する疾患
肺炎、化膿性扁桃腺炎、腎盂腎炎、胆のう炎、虫垂炎などの細菌感染、肺結核、関節リウマチなど
▶CRPが陰性の疾患
ウイルス感染症(陰性~弱陽性)など
*新型コロナウイルスの重症化例では異常高値を示すといわれています。
それぞれの炎症反応の時間的推移
感染症初期やウイルス感染症などはCRPが正常であることや高齢者の感染症では白血球が正常であることも多く感染症の早期診断や炎症の程度を把握するため白血球とCRPを組み合わせて診断する事も重要です。
HbA1c
「HbA1c」は血液中の赤血球の中にある「ヘモグロビン(Hb)」という蛋白とブドウ糖が結合した物質です。血糖値が高い状態が長く続くと、血液中の余分なブドウ糖が赤血球の蛋白であるヘモグロビンと結合してグリコヘモグロビンという物質になります。血糖値が高ければ、HbA1cが高くなりますが、HbA1の値は、赤血球の寿命の半分くらいの時期(2カ月間)の血糖値の平均を反映するため2カ月前くらいまでの血糖の状態を推定できます。
HbA1cによる糖尿コントロール目標は以下のごとくです。
(糖尿病学会糖尿病治療ガイド2018-2019より抜粋)
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